大晦日 身寄りのないお爺さん家へケアマネが訪問
ケアマネ ブログ
在宅ケアマネの「しもやん」です。
大晦日と元旦に身寄りのない、利用者へ訪問に行きました。
認知症があるために、服薬介助のために訪問しました。
介護業界に携わっていないかたならなおさら
「認知症の方」の在宅生活ってどうしてるの?って思いますよね
もちろん、認知症なので「物忘れ」では、ありません。
簡単に言うと「認知症」っておこなったこと自体を忘れていることです。
例えば、昼ご飯を食べたのに「昼ご飯を食べたこと自体を忘れている」ことですね。
このおじいさんは、一人暮らしです。
日常生活の「食事の購入」や「お金をおろすこと」はできるんですよね。
ただし、服薬を忘れるのです。
最近では、ガスや電気の支払いを止められて一緒に支払いに行きました。
安心サポート(公的な金銭管理を行ってくれる)を依頼したのですが
本人は、「知らん人にお金の管理は、させない」と拒否しており
今も自己管理しています。(請求書を見ても支払ったのか判断が自分でできないので、請求書が来れば一緒に支払いに行くようにしています(´;ω;`)ウゥゥ)
毎日、ヘルパーさんが朝に服薬介助で訪問するのですが
大晦日と元旦は、ヘルパーさんに休んでもらいました(ヘルパー事業所が休みなので)
大晦日に年越しそばを買って服薬介助をしました
とっても喜んでいました。
正直、認知症があり数時間前のことも忘れているので
翌日、元旦に訪問する際には昨日のことを忘れていると思っていました。
まあ、「その瞬間喜んでもらえればいいや」ぐらいに思って
元旦に訪問すると「昨日は、年越しそばありがとう」って覚えてくれていました。
とても、嬉しくていいお年玉をもらいました
みどりの狸です
また、今年の大みそかも「みどりの狸」やで( ´艸`)